時事放談2

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<<   作成日時 : 2017/12/21 22:04   >>

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毎週木曜日は、私は夜の授業しかない日。

いつも18時を過ぎた頃にのんびりと出勤するわけです。


最近はこんな様子。

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男の子たちも、

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女の子たちも、

授業のない中3生ですが、それぞれ自習しに来ております。


「塩化水素って発生させる実験ってあるんですか?」

とか、

「星座の見え方について教えてください!」

とか、皆積極的に質問を持ってきてくれます。


いい感じ。

受験生の目になってきました。


自習中、こちらから逆質問することもしばしば。

今日は、男の子2人が英語の勉強をしていたので、ちょっとクイズを出してみました。

「morning glory」 (モーニング・グローリー)

ホワイトボードに書かれた見慣れない単語について学びます。


morning、朝。

これはカンタン♪

glory、栄光・誉れ。

これはまだ習っていない単語。

「gloryって、栄光、って意味なんだよ。」

と、知識を増やしてもらいます。


そこでクイズ。

「さて、『morning glory』とは、ある植物の名前です。これは何でしょう??」



1人が少し考えてから答えます。

「朝・・・ということは・・・アサガオ?ですかね??」


おー、さすが。

わずか10秒足らずで答えが出てしまいました。


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「『朝の栄光』でアサガオ、おしゃれな名前やと思わん??」

そんな会話をしながら、gloryという単語を覚えてもらいました。


私が初めてこの英単語を知ったのは、彼らと同じ中学生の頃。

イギリスのロックバンドOasisの名曲、「morning glory」に出会ったときです。




アルバムのタイトルにも使われていて、お小遣いで買ったCDには

「 (What's the Story) Morning Glory?」

と書いてありました。


最近では見かけなくなりましたが、当時は日本語訳のタイトルが付記されているものも多く、そこには

「朝顔の伝説」

なんて書いてありました。


アサガオノデンセツ・・・????


CDケースを開き、morning gloryの歌詞を調べます。

当時は中学生ですから、語彙力はあまりありません。

英和辞典を片手に、何となくこういう意味かなーと想像しながら歌詞を理解しようと努力します。

歌詞を見ながら、こんな感じだろうと、訳してみるわけです。


All your dreams are made
きみの中で思い描かれる夢はすべて

When you're chained to the mirror like a razor blade
レーザーブレードみたいな鏡と向き合っているときに生まれるんだ

Today's the day that all the world will see
今日は世界がきみの夢を見つめる日だ

Another sunny afternoon
ある晴れた日

Walking to the sound of my favourite tune
お気に入りの音楽を聞きながら歩く

Tomorrow never knows what it doesn't know too soon
明日のことなんて、今すぐにはわかりっこないさ

Need a little time to wake up
もう少し時間をくれよ

Need a little time to wake up wake up
目覚めるにはまだ早い

Need a little time to wake up
もうちょっと時間をくれよ

Need a little time to rest your mind
きみの心を落ち着かせる時間が必要なんだ

You know you should so I guess you might as well
きみはちゃんとわかってるよね? 僕にはそう見えるけど

What's the story morning glory
ねえ、モーニンググローリーのお話ってなんのこと?

Well
それはつまり

Need a little time to wake up wake up
目を覚ますにはまだ早いってことさ



しかし、訳してみても、何が言いたいのかはよく分からない。

ましてや、「朝顔の伝説」について歌っているようには到底思えない。

何だかモヤモヤして、当時通っていた塾の英語の先生に質問しようとCDを持っていきました。

しかし、何を質問したいのかもはっきりしていないので、どう聞いてよいかも分かりません。

「全部僕に分かるように訳してください。」

ってのも気が引けるし・・・。

とりあえず、

「これって、アサガオについての歌ですかね?」

とだけ聞くことにしました。


すると、先生は、

「いや、多分違うと思うよ(笑)」

と軽く日本語版のタイトルを否定した上で、「morning glory」は確かにアサガオと訳せるけど、ここではそういう意味で使っていないだろう、という見解を示してくれました。

「こういうメッセージは、受け手の感性も必要なのよ」

とも。

当時の自分にとっては、大変良い勉強になったものです。


語彙力を伸ばすために、幼少期の会話の量が重要という話をよく耳にします。

きっと、他愛のない会話の量が、語彙の量につながっていくんだと思います。

感性もまた、人と人との関わりから生まれるものが多いことでしょう。


机にへばりついて勉強する時間もとても大事ですが、日常の色んなものにアンテナを張って感性を磨くことも、子ども達には頑張って欲しいものです。

最近は授業で雑談することも減りました。

たまにはそんな時間も必要なんだよね・・・。

まぁ機会があれば・・・。



ちなみに、

「塩化水素の発生方法は?」

なんて質問をしてきた生徒がいましたけど、これは中学校の化学では教えません。

しかし、

「食塩に濃硫酸を加えると発生するよ。

塩化水素はHClやろ?身近なClっていったら食塩(NaCl)やもんね!」

と答えてあげると、すごく納得した顔をしていました。


うんうん。

こういう、

「テストに出ないなら、別にいいです」

とは真逆に行く感じ、とても好き。

どんどん興味を持ったことについては掘り下げて欲しいものです。

教養とか知識って、そういうことだと思う。

決して、誰かに試されるテストのためだけのハズがない。


もひとつちなみに、「morning glory」って、気象現象の名称としても使われているそうです。

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オーストラリアなどで明け方によく観測される、巨大なロール状の雲。

これを「morning glory cloud」なんて呼ぶそうです。

こちらもまたオシャレな名前をつけたものですね。


このことは、大人になってから知りました。

もしかするとあの名盤は、「朝顔の伝説」ではなく、「巨大ロール雲の伝説」と訳されていたの知れません。

そう考えると、何だか面白くなってしまいました。


こういう初めて知ることとか、新しい発見とか、楽しんで受け入れる感性ってのが大事なんだろうなーって思います。

勉強ではもちろんのこと、そうでないときでも。


「へー」

っていう瞬間、感性が磨かれているような気がしてなりません。

そういう瞬間を、ずっと大事にしていきたいものです。


受験直前のため、授業中での雑談は極力控えているため、ブログで喋りたくて仕方のない、西野でした。

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