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zoom RSS 知識なきところに思考なし

<<   作成日時 : 2018/04/08 22:07   >>

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長い春休みが終わりました。

毎年、春の主役は新高1生。

「頑張るなら3月やぞ」

を合言葉に、来るべき新生活の準備を思いっきり頑張ってもらいました。


「教科書やプリントさえあれば、自分で予習を進められる」

こんな状態を理想としていますが、現実はそんなに甘くない。

一生懸命頑張っている生徒たちの横で、ちょこまかと口出しさせてもらいました。


2月末まで在籍していたスパイク生は、誰一人欠けることなく3月の授業に参加してくれました。

そして、4・5月の授業にも参加します。

大変喜ばしいことです。

受験のためだけではなく、

「なぜ学ぶのか」

という意義が伝わっていたのかなと、物凄く嬉しく感じています。


多くの生徒が、1学期で学ぶであろう数T・Aの範囲の8割程度(展開・因数分解,実数,1次方程式・1次不等式,二次方程式,二次関数,二次不等式,集合と命題,場合の数)を予習完了。

中には、既に数T・Aだけでなく、数U・B、数V(もちろん一部のみ、ですが)まで進んでいる生徒もいます。


1か月という時間は、大変可能性を秘めた時間であるということを、自分自身も感じることができました。

手ごたえは十分です。


初めて学ぶことだらけの予習。

ときに、私もたくさんの生徒の対応を同時に行っていました。

質問したいときにできなかった、聞きたいときに聞けなかった、等々たくさんあったかも知れません。

「多分こういうことやろうなー」で、何となく進んでしまった問題もあるかも知れません。


しかし、予習はそれでいいんです。

これから始まる学校の授業を大切にするための予習ですから、予習段階で100%の理解は求めていません。

予習では不十分だった理解を、授業と復習でより深める。

これが大切ですから。


基礎の土台を固めた状態で参加する学校の授業が、どのように映るか。

授業を楽しみにして欲しいなーと思います。

学校でも、引き続き頑張って欲しいですね。

彼らなら、大丈夫だと信じています。



さて、次は後輩たちの番です。


たまには新中3生の話もしましょう・・・。

画像


新中3生も、間もなく始まる学校の授業の予習を進めております。

数学は展開を終え、因数分解を学び始めました。

理科は生殖と遺伝を終え、化学の予習に入ったところです。


写真は、前回の授業で行った暗記テスト。

中3の化学は、新しくイオンについて学び始めています。


どうも近年、子どもの化学離れが進んでいるような気がして、中3生には毎年こんな小テストから始めるように心がけています。

中学2年生で習った原子記号・化学式すら書けない、化学反応式なんてとんでもない。

年々、そんな受験生が多くなってきた気がするのです。


今年も同じようなスタートでした。

先週の授業で、簡単に復習をしてみると、

「『水』ってH2O?で合ってましたっけ?」

とか、

「『炭酸水素ナトリウム』って、習いましたっけ?」

とか・・・。


そうそう、スタートはこんなもんです。

覚えて欲しいのは、たかだか44個です。

去年まで覚える時間を取らなかったのなら、今から取ればいい。

そういう思いを込めて、プリントを皆に配りました。


「1週間後にテストするぞ。合格点は、43点!」


皆、静かに家に帰って行きました。



昨日がそのテスト当日。

とても残念な1日でした。

合格者は、半数にも達しませんでした。



とても悲しい気持ちを胸にしまいこんで、


「覚えるだけのこともできない人間が、考えることなんてできるはずがないよ。」


そんな忠告をしました。



また、不合格者には、休み時間を返上し、演習時間をカットし、再テストを受けさせました。

多い子で、6〜7回ほど再テストをしたでしょうか。

25点ほどだったひどい小テストが、2回目では35点。

3回目では41点。

それから41〜42点をうろちょろし、ようやく44点満点。

合格したときは、

「よかったー・・・」

なんて、嬉しそうな顔をしていました。


そう、やればできるんだ。


言葉は悪いですが、漢字テストや英単語テストや化学式テストなんかは、どんなに思考力がない子でもできます。

やるか、やらないか、だけです。

覚える気があるのか、ないのか、だけです。


大切な生徒を預かっている以上、「やらない」「やる気のない」状態を放置しません。

家でやってこなかったんだから、その分休み時間がなくなるのも、演習時間をカットされるのも、やむを得ません。

これからは休日に呼び出すこともあるでしょう。

義務を果たさない人間に、無意味な権利を主張させることはしません。


私は授業中、

「今日は『合格するまで帰れまテン』やぞ〜!!」

と、おどけて見せていましたが、内心は穏やかでなかったです。


みんな、小テストを甘く見すぎ。

同じ問題で半分くらいしか取れないなんて、自分が可愛そう過ぎます。

本当に自分を好きでいられるために、自分には厳しくしなきゃ。

あなたは、絶対にやればできる。


1回で合格した生徒は、これからも大丈夫だと思います。

そうでない生徒たちに、ちゃんと伝えていきたいことが山ほどあります。





「水素原子が電子を1個失うと、水素イオンができる。」



新しい学年では、こんなことを習うわけです。

しかし、原子すらしっかり覚えていない生徒が、イオンを考えることなどできません。

ただ混乱するだけです。

しかし、原子を正しく理解している生徒には、イオンを想像する力がわいてきます。



化学で必ずやらなきゃいけないことは、丸暗記。

暗記したものごとから、思考の芽は伸びてくるものです。


知識なきところに、思考は育たず。

覚える努力を放棄して、考える努力をしようなんて、虫が良すぎです。

丸暗記は、思考力をつけるための1つの指導法だと思って、粘り強く続けて参ります。


来週は、化学反応式の15題テストを用意しております。

むろん、合格するまで何度でも・・・。


新中3生よ、覚悟しておれ。

再テストの鬼、西野でした。

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