間違えた原因が分からない

困った。

塾で働きだして、もう13年経ちます。

毎日たくさんの問題を解きますから、毎日のようにたくさん間違いを犯します。

もはや生徒の前で間違えることは怖くもなんともなく、むしろ


「こういう理由で俺は間違えた。こういうミスをしないためには、こんなことに注意しなきゃいけないんだろうね。」


なんていうスタンスで、間違いから何を学ぶべきかということまで話をするようにしています。

(もちろん、授業で解説する問題については予め解いてありますから、そこはほとんど間違えないですよ。
一応自己フォロー・・・。)


だから、間違いはドンとこい!

間違えた理由はこう、だから、こうしよう!を大事にすればいいだけですから。



しかし・・・困った。

今回は、間違えた理由が思い出せないのです・・・。



皆さんにも、私の間違えた問題をご紹介しますね。

漢字の読み取りの問題です。



これ。


「生殺与奪」



読めます??

読めますよね????

そんなに難しく読まずに、フツーに読めばいいだけですよね??????


そうなんです。

答えはフツーに、


「せいさつよだつ」


なんですってね・・・。


ワタクシ、この四字熟語に関しては、てっきり

「せいさいよだつ」

と読むもんだと思っておりました。


自分が正しいと信じて疑わないワタクシ、スマホで色々な辞典をひいてみるも、どれを見ても「せいさつよだつ」と書いてあります。


そんなハズはない・・・。

「きっと昔は『せいさいよだつ』と読んでいて、現在は読み方が変わったに違いない。」

実家にあった古い国語辞典と、漢和事典を引っ張り出してきました。(そこまでするかって話ですが・・・)

そう信じて古い辞書を引いてみるも、そこにはハッキリと

「せいさつよだつ」

とだけ記されておりました。



いやいやいや、そりゃフツーに読めば「せいさつよだつ」となりそうなところを、敢えて「せいさいよだつ」と読む、と覚えていたのには、結構自信があるぞ・・・。

「生殺与奪」

これを初めて見たならば、「せいさつよだつ」と読むに決まってます。

しかし、

「えへへ、これはね、『せいさい』って読むからね、間違えないようにしなきゃダメだよねー」

なんて、わざわざ覚えていたわけです。


しかし!

調べども調べども、自分の説を支持してくれる文献は全く出てきません。

完敗です。

どうやら、「せいさつよだつ」と読むのに間違いなさそうです。



しかしまた、なんでわざわざ間違えて覚えていたのか、皆目見当がつきません。

絶対におかしい。

狐につままれた、とは、まさにこんな時のことを言うのでしょうか・・・。


色んな疑問がひしめく中、誰かに助けを求めたい一心で、やおら70歳を迎えようかという実の父親に尋ねました。


「ねーねー、『生殺与奪』って、なんて読むか分かる??」


まだまだ体も頭も元気な親父、あっさりと答えます。



「そりゃお前、『せいさいよだつ』やわいや。」



そう!

そうですよね!!

俺もそう思ってた!!!



「やと思っとってんけどねー・・・。これ見てや・・・。」



一緒に辞書を眺め、


「あら、そうなんやー、いや、『せいさいよだつ』やと思っとったけどなー・・・。

ま、日本語っていい加減なところもあるからな・・・。」


実家にて、あまり穏やかでない言葉の読み方を調べる、かなり平和な親子の姿。

二人とも、間違って覚えていたみたいです。



これ、みんなどうなんですかね??

『せいさつよだつ』って、当たり前??

僕らとおんなじように、『せいさいよだつ』だと思ってた人いません???

ネットで調べる限り、どうやら相当数いると思うんですよね・・・。


だとしたら、なぜ相当数間違えている人がいるのか、理由が分からないんですよね・・・。

昔は学校でそう教わっていたとか、何か有名な作家が間違って使っていたとか、昔は別の読み方として認められていたとか・・・。

そういった類の証拠が全く出てきませんでした。



何か情報を持っている人がいたら、ご連絡を頂きたいくらいです。

間違っていた原因が分からないと、スッキリしないのです。(←職業病)


誰か、教えてくれーーーーーーー!!

と、今日はちょっとくだけた内容でブログをあげさせていただきました。

最近マジメな話ばっかりだったのでね、たまにはいいですよね。


今までの内容と

画像


させていただくということで・・・。

※相殺・・・(読み方)そうさい。または、そうさつ。



今日も平和な1日でございました。

まだしっくりきていませんが、これからは「生殺与奪」の読み方を正して生きていこうと決めた次第でございます。

原因はまだ掴めないものの、長年の誤りを訂正することができたことについては喜んでおこう・・・。

ちくしょう・・・。

何だかんだ負けず嫌いな、西野でした。

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この記事へのコメント

2020年05月30日 04:35
鬼滅の刃で「せいさつよだつ」と言っていたのが気になり調べて辿り着きました。
「せいさいよだつ」なんて読み方は存在せず、「一部では「せいさい」と読む説もある…」と、逆に都市伝説の様な書き方をされてどうも府に落ちず。。。

今後も含めて人生で一度も使う事が無いであろう熟語で、普通に読めば「さつ」と読みそうなところを敢えて「さい」と読み、7文字の韻で覚えているというのは、そう習ったからとしか言い様が無い。

世代と地域が関係あるのか、教育要項を無視して敢えてそう教える教師が居たのかも知れません。

昭和49年生世代の埼玉県吉川市(当時は吉川町)では「せいさいよだつ」で習ってるはず!
西野
2020年05月30日 16:05
>じゅん坊さん

コメントありがとうございます!
再度、「せいさいよだつ 読み間違え」なんてネット検索してみましたが、ずいぶんと似たような経験をされている方が多数いらっしゃるのを改めて感じました!

>>「せいさいよだつ」なんて読み方は存在せず、「一部では「せいさい」と読む説もある…」と、逆に都市伝説の様な書き方をされてどうも府に落ちず。。。

激しく共感!!!!

正しく覚えていたハズなのに、いつの間にか正しい答えをすりかえられた、そんな気分です(笑)

私の父親をはじめ、知人も何人か同様の「間違い」をおかしていたので、はたしてその原因が何だったのか、気になっておりました・・・。

ただ、昔(確か昭和40年代に発行されたものだったと記憶・・・)の国語辞典でも「せいさつよだつ」としか書かれていなかったのは、面白い発見でした。

当方、昭和57年生まれの石川県白山市(当時は松任市)の育ちでございます。


このブログは2017年に書いたものですが、2020年現在、謎はいまだに解明されておりません。

探偵ナイトスクープさんに動いてもらうことでも期待しましょかね(笑)
炭治郎
2020年07月08日 20:37
鬼滅の刃を息子と見ていて、やはり引っかかりました。
自分も「せいさい」が正しいと思い調べましたが、どこを当たっても「せいさつ」の読みしかなく、並記もされておらず、腑に落ちません。
なぜ自分が「せいさい」と覚えているのかも定かではなく、すっきりしません。
寝ない子だれだ
2020年07月09日 00:40
ついさきほど、
NHK BSの番組で
「せいさつよだつ」
と出演していた
アナウンサーも歴史学者も
同様に話していたのを聞き、
それはそれは驚きました。

自分は昭和40年生、
福井生まれの富山育ち。
現在は浜松に住む者です。

私が「せいさいよだつ」と
記憶することになったのは、
だいたいですが覚えています。

あれは中学の社会の時間でした。

教科書を生徒が順番に
読み上げていたとき、
この四字熟語の箇所が登場。
読み方がわからなかったらしく、
弱々しい声で、
「せいさつよだつ」と発音。

するとすかさず先生が、
「あ〜これはの、せいさい、
と読むがやぞ(富山弁)」
と訂正したのです。

殺をさつと読む。
妙に不思議な気がしたことも
含めて記憶しています。

確かにどんなに検索しても、
「せいさつよだつ」
ばかりですね。
しかし、自分だけでなく、
周りの多くの人たちが
「せいさいよだつ」
と発音していた
記憶がありますので、
なんとも狐につままれた
気分ですね。

今さら脳みその国語辞典を
更新する気にも
なれずにいたところ、
こちらのブログを
拝見した次第でした。

今は、このまま
「せいさいよだつ」
で通そうかなと思っています。
西野
2020年07月11日 13:15
>炭治郎 さん
>寝ない子だれだ さん

お二方、コメントありがとうございます!

鬼滅の刃で「せいさつよだつ」の記載があるみたいですね。
このシーンで同じような疑問を持つ方が大勢いらっしゃるようです。

これだけ引っかかっている方がいるということは、何か原因があるハズと考えるのが普通な気がしますね。

私も寝ない子だれださんと同様に、学校でそう教わった記憶があります!
が、それを裏付ける証拠は何もありません。

未だスッキリしない謎ですね・・・。

当方も「せいさいよだつ」の読みの方がシックリくるのですが、職業柄、正しいとされていないものを教えることはできません。

「俺は『せいさいよだつ』だと教わった記憶があるけど、辞書によると『せいさつよだつ』でいいがやって!」

と、伝えていこうと思います(笑)

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