自らの意志で

中学3年生の皆さん、公立高校の受験、お疲れさまでした!

合格発表の日を前に、ソワソワしながらもパーっと羽を伸ばしている時期だと思いますが、伸ばしっぱなしでも都合が悪いものです。

また、何もしていないと余計なことも考えてしまうものですから、もう1度夢中になって、目の前の勉強に熱心に取り組むのも悪くないものです。


先日より、スパイクプラスでは、毎年恒例の高校数学の先取り授業を開始いたしました。

ガイダンスも兼ねて、中3生らにはいつも通りの時間帯に集まってもらって、少しお話もさせてもらいました。



高校生という生き方をするには、これまでの生き方から改めなければならない点がいくつかあると思っています。

義務教育の枠を飛び出すということがもたらす大きな変化がある、と。



これからはますます、自らの意志で行動を決定し、自らが責任を負わなければならない場面が増えてきます。

英数国理社の5科目全てが、ほぼ全ての受験生に必要であった高校受験とは異なり、大学受験では、大学によって、学部によって、必要な科目が異なるのが当然です。

現段階で、

「私は看護学部を志望する予定なので、理系に進むけれども数Ⅲまでは受験には必要ないわ。理科は基礎科目をしっかり固めて、金沢大学まで視野に入れると基礎科目だけではダメだから、化学ともう1科目はしっかりやらなきゃ!」

なんて、具体的に近い将来のビジョンを持っている生徒もいるわけですが、そうでない大半の生徒は、

「はてさて、いったいぜんたい、これから何をすればいいんやろかい?」

という状況です。


この時期は、大いに夢を語りながらも、大いに現実にも目を向け、1年後・2年後、あるいはもっと先に目指す自分の像を見つめて欲しいと願っております。

なりたい自分像が明確であればあるほど、何を頑張るべきかが明確になってくるからです。


現実問題として、今年の秋過ぎには、普通科の高校に進学する生徒は少なくとも「理系」か「文系」かのどちらかの選択に迫られます。

彼らには、

「受け身の姿勢で生きていくわけにはいかない。」

というメッセージを投げかけました。

「高校に行くということは、学ぶという自由を選択をしたということ。当然、自由には責任が付随する。」

とも。

「学ぶことを放棄したいのであれば、最初から高校進学など選ぶ資格はない。今からでも他の道を必死で探すべき。」

とも。



まだ合格発表前で、進学先も決まっていない生徒がほとんどのクラスで、敢えて厳しいメッセージを伝えました。

「子どもを子ども扱いしない」が、私のポリシーです。


生徒らを見ると、真剣な表情で未来を見つめている子と、晴れやかな気分を害されて怪訝そうな表情を浮かべる子と、反応は様々でした。

もちろん、「どうせやるなら、楽しんで」も、私のポリシーですから、既にやる気満々の生徒も、そうでない生徒も、楽しんで学べるように努めていきます。

やらされる勉強は、やっぱり楽しくない。

どうせやるなら、自らの意志でやった方がいい。


次回の数学の予習は、火曜日の13時30分から22時00分の時間に行うことを伝えました。

時間をホワイトボードに書いたときに一瞬キョトンとした生徒もいましたが、もちろん、この時間の全てに参加しなければならない義務はありません。

ここは、3月の先取り予習が「無料授業」であること、全ての入試が終わって時間にかなり余裕があることを、私も最大限に利用しようと思っています。


「何時に来てもいいし、何時に帰ってもいい。来たくなければ、来なくてもいい。

家でYouTubeを見ながら勉強を進めるのも、とても良い方法だろうし。

ここでもう少し頑張ろっかなっていう子は、3月中もぜひおいで。

そして、来る日は最低2時間はやって行こう。それがきっと良い習慣になるから。」


こんなことを言うと、結局は大人の発言の圧力を感じるわけですから、「絶対に来い、ってことやろうなー」と思う子どももいるでしょう。

いいえ。

違います。

力を借りず、自分の力だけでやりたいっていう子は、自分で決めた道で精一杯頑張って欲しい。

力を必要としている子には、全力で応援させて欲しい。

これこそが、偽らざる本心です。



これから高校生になる皆さんへ。

合格しているのか不合格になってしまっているのか、気になって仕方ない時期ですよね。

一生懸命に頑張って来たのですから、それは当然。

否定する理由はありません。

私も皆さんと同じように、皆さんの合格を心から願っております。

ただ、それ以上に、受かっても驕らず、受からなくても腐らず、新たな道でより一層頑張ることを、私は願っています。

その姿勢こそが、合否そのものよりも遥かに大切だということは、皆さんの先輩たちが既に証明しています。

そのことだけは、きちんとここで伝えさせてもらいます。



高校受験を終えたところで、燃え尽きているヒマはないよ。

燃え尽きるのは、もっともっと、何十年も先です。

少しだけ休みながらも、すぐに新たな一歩を力強く踏み出さんことを、祈っております。

私も全力で、応援し続けます。


西野でした。

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