不思議な縁

縁というのは不思議なものです。



昨日、中学3年生の最後の数学・理科の授業でございました。

今年の生徒の中には、大事な大事な「最後の弟子」たちもおりますので、最後の最後までしっかりと任務を果たすよう努めた次第です。

「最後の弟子」

と銘打たれたのは、T中学の3年生たち。

今年度で退任されるT中学のS先生が、彼らのことをこう名付けたようです。

非常に生徒からも慕われていた先生であり、うちの生徒たちも非常に残念がっておりました。

時折、

「S先生ってめっちゃ声大きいんやよーーー」

「理科の授業で『パソコンなんて使えんわいやー』って嘆いてましたーーー」

などと、生徒が楽しそうにしゃべっているのを、先生の面影を思い出しながら、昔を懐かしむ気持ちで聞いておりました。



縁というのは、不思議なものです。



実は、私もS先生の教え子の1人。

思い返せば自分も中学3年生の頃、バスケットボール部で、また、理科の授業で、S先生には大変お世話になりました。

たった1年間だけでしたが、私にとってはかけがえのない思い出です。

大事な「最後の弟子」のうちの数人を、私も「23年前の弟子」の1人として、微力ながらも全力で指導させて頂きました。



いつだかの塾での理科の授業の際、こんな一幕がありました。


私「いいかー、よく見とれよーー。(イスを上に持ち上げて)今、私は『仕事』をしました。

(今度はイスを横に動かして)これは、『仕事』をしたとは言いません。

仕事というのは・・・」


一生懸命に「仕事とエネルギー」についての復習をしているときに、クスクスと笑っている生徒らがいます。

何がそんなに面白いのかと尋ねてみれば、

「それ、学校の先生も、まっっったく同じ説明してましたよ!」

と。


何だ、そういうことかと、

「これねー、俺が昔中学3年生やったとき、S先生っていう面白い先生がおってねー、こうやって教えてくれとったんよ。」

と、授業のネタばらしをします。

すると、生徒の表情が急に変わります。

「え!?うちらの先生の名前も『S』なんですけど!!!!」

詳しく聞いてみると、どうやら同一人物に違いない。


松任も鶴来も狭い社会ですから、こういう不思議な縁っていうのも、たまにあるもんですよね。

何だか一気に親近感が湧いて、それ以来、生徒らとはよく先生の話で盛り上がっておりました。



子どもらの会話に出てくる先生は、「声が大きくて」、「元気で」、「面白くて」、全く昔と変わっていないようで、大変嬉しく思っておりました。

先生の話をしているときの子どもらは、いつも笑っていました。

とても嬉しそうに、時にお腹をかかえ、爆笑しながら(笑)

その姿は、私たちが中学3年生だった頃と、全く変わっていません。


縁というのは、素敵なものです。


近年は体調も心配だというようなお話も伺っておりますので、先生のご退任の知らせはさみしいですが、どうかごゆっくりと体を休めてください。

遥か23年もの昔の弟子ですら、まだ腐らずに元気にやっておりますので、最後の弟子たちもきっと、先生のように元気にやってくハズですから。

先生も、どうかお元気で。彼らのこれからを、どこかでいつものうるさい声で、温かく応援し続けてやってください。



あっという間に最後の授業を終え、公立高校入試を残すのみとなりました。

いよいよ、最後の戦いです。

私もS先生に負けない大声で、応援し続けます。


みんな、頑張れ!!!

みんな、頑張ろう!!!!!


弟子より。

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